2020年2月1日土曜日

ワタシ・アナタ

【本のキッカケ】

20代後半の頃、問題を抱えているさまざまな医師や、
精神的に苦しみながら治療を受けている方々を
たくさん目の当たりにしたのですが、そんな真っ只中では、
この身をもって「事の真相」を実感しただけでなく、
「意識力の欠如」という現状に、ハッキリと気づかされました。

つまり人間が研究して作り上げた薬や思考プログラムだけでは、
意識と『いのち』を真にサポートすることは全くできないのだと、
本質的なレベルで把握・認識したのです。

そしてその深い気づきがキッカケとなり、
人が「苦」と呼んでいるものの原因は実のところ何なのかや、
それを真に解決できる方法は何なのかを
少しずつ見出せるようになりました。

結局指標を生む動機となった出来事というのは、
ある意味で酷なものだったのですが、
今ではそんな体験・経験も全部含めて、
この道を生命の為に活かせたらと強く感じています。


「人は見た目じゃない」ということを誰かが指摘することがありますが、
だとしたら『意識・魂の器量』に関しては、
どんな風にすれば知ることができるのでしょうか?

例えばこの世には少年・少女をしていながら、
すでにその若さで自らの本質のことを伝えている者もいれば、
逆に歳を多く重ねたお爺さん・お婆さんをしていながら、
未だに自分の本質が全くわからない者もいるのです。

なのである時の相手の年齢や容姿だけを見て、
『意識・魂の器量』を知ることはできないし、
その者が「この世で何を成すのか?」を推測することもできません。

また少しでも感じ取ってもらいたいことがあるのですが、
もし世界中の人々のプロフィールがすべて『いまここ』にあって、
それが全部自分自身のプロフィールだとしたら、
あなたは一体どんな感性を働かせるのでしょうか?

つまり誰かのことを人の感覚で捉えるのではなく、
本質的な観点と感覚で捉えることができたのなら、
その者はきっと『いまここ』から、
とても純粋な真実・真理に触れられるようになります。

そして実際にそういった感性を働かせている時には、
意識的な気づきをちゃんと実践できるようにもなるのです。

もちろん生きものとしての人間というのは、人であるが為に、
相手のことを見た目や仕草・反応だけで判断したり、
つい決め付けやレッテル貼りをしてしまうものなのですが、
それはかつての人類がやってきたことと変わりありません。

そこでもしも『いまここ』のあなたが、
真に飛躍を遂げることを望んでいるのであれば、
まずはこの世界がどうやって成り立っているのかをよく見極めるようにし、
『本当の自分=意識・魂』がしていることを深く洞察しはじめましょう。
なぜならワタシ達には本質的なレベルの目的があって、
この地上では誰もがその目的・望みを果たそうとしているからです。

おそらくあなたはもうすでに、
『意識・魂の器量』に見合った場面などを観ていて、
内奥の望みをいつの間にか成し遂げようとしているはずですが、
そうした道の上では、いつでも覚えておいてもらいたいことがあります。

第一にあらゆる道筋というのは、絶対的かつ完全に繋がり合っているので、

『アナタはワタシのしていることをいつも相応しく受け取る』だけでなく、
『ワタシもアナタのしていることをいつも相応しく受け取る』のです。
 
 
   ~ ワタシ達は存在、また自由な意識・魂 ~
 
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 原初の神 ∞ 母体は、いつでも『無償の愛』を注いでいる。